脅威動向  2026-10-14(水)配信

低価格Android端末に初期マルウェア、プロキシ化か

低価格なAndroidスマートフォンに、システム権限を持つマルウェアが初期ファームウェアとして組み込まれているのが発見されました。Bitdefenderが「Midnight Mimosa」として追跡しており、広告詐欺やデバイスをレジデンシャルプロキシとして利用するボットネット化などの活動が行われていると報じられています。
脅威の概要
MediaTek製プラットフォームを搭載した低価格なAndroid端末のファームウェアに、システム権限を持つマルウェア「Midnight Mimosa」が初期導入されているのが確認されました。リモートサーバーから構成やペイロードを取得して、広告詐欺やデバイスのレジデンシャルプロキシ化、悪意あるアプリのサイレントインストールを行います。また、Google Playストア上のアプリを悪用した同様の手口も確認されています。
主要なTTP
低価格なAndroid端末のファームウェアへのマルウェアの事前組み込み(サプライチェーン侵害)
リモートサーバーからの設定取得と追加ペイロードのダウンロード・実行
Google Playストアアプリの機能停止によるセキュリティ保護機能(Play Protect)のバイパス
感染端末のレジデンシャルプロキシ(リレーノード)化によるボットネットへの組み込み
不要な広告を表示させるアドフラウド(広告・クリック詐欺)の実行
対象となる組織・利用者
業務で安価な海外製Android端末や検証用デバイスを利用している組織、または従業員の私物端末(BYOD)を管理する情シス担当者。
推奨される防御アクション
業務利用するAndroid端末は信頼できるベンダーや正規チャネルから調達する
端末の初期ファームウェアやプリインストールアプリに不審な挙動がないか確認する
ADBなどを活用して不要なシステムコンポーネントの無効化や対策を検討する

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