脅威動向  2026-10-20(火)配信

Broadcom製Wi-Fiルーターに未修正の脆弱性、root権限でコード実行のおそれ

セキュリティ研究者が、Broadcom製Wi-Fiルーターのセットアップ機能に未修正の脆弱性を発見しました。無線通信の範囲内にいる攻撃者が、ネットワークパスワードなしでroot権限でのコード実行やメモリ内の情報読み取りを行えるおそれがあると報じられています。
脅威の概要
Broadcom製Wi-Fiルーターのセットアップ機能(WPS)において、分割されたメッセージの再処理に不備がある脆弱性です。無線通信の範囲内にいる攻撃者が細工したメッセージを送信してメモリを破損させ、Wi-Fiパスワードの読み取りやリモートシェルの起動などをroot権限で実行できると報告されています。
主要なTTP
無線通信の範囲内からの細工したWPSセットアップメッセージの送信
ルーターのメモリ破損による情報読み取りおよびコード実行
デバイス上のWi-Fiパスワード(PSK)の読み取りと外部への送信
リバースシェルによる遠隔コマンドラインのオープン
対象となる組織・利用者
Broadcom製チップを搭載したWi-Fiルーターやアクセスポイントを利用している組織。
推奨される防御アクション
提供元から提供されているYARAルールやスクリプトを活用し、脆弱なコードが含まれるファームウェアやアクセスポイントの有無を確認する
パッチが提供されない古い機器(eCosベースのモデル等)については、影響を受けない製品への置き換えを検討する

明日のセキュリティ脅威情報も、あなたのメールに。

毎朝、攻撃手口の理解と自組織の脅威判断に役立つ情報をお届けします。購読は無料、配信停止はいつでも可能です。

無料で購読する →