Linux Kernel において、Btrfs ファイルシステムや mlx5e ネットワークドライバの処理に起因する複数の重大な脆弱性(計3件)が存在する。Btrfs では複数拡張属性の置換処理における初期化不良によりデータ破損やツリーチェッカーの検知を引き起こす問題があり、mlx5e ドライバでは AF_XDP バッファの解放処理における古いポインタの不正解放に起因する問題が含まれている。いずれも CVSS 基本値 9.8(Critical)と評価されている。
対象ソフト
Linux カーネルは、オペレーティングシステムの核心部分であり、サーバー、クラウド基盤、コンテナ環境、組み込み機器など幅広いシステムやデバイスの根幹として利用されている。
影響
攻撃者によって、システムデータの破損、メモリ管理の異常、サービス運用妨害(DoS)、さらにはリモートからのコード実行やシステム乗っ取りを引き起こされるおそれがある。
対応策
Linux カーネルの脆弱性は、利用しているディストリビューション(Red Hat Enterprise Linux・Ubuntu など)が提供するカーネルの更新で修正される。