脅威動向  2026-10-13(火)配信

CyberXero、AIエージェントを活用した侵入キャンペーン

ロシア語圏のサイバー犯罪グループ「CyberXero」が、AIエージェントやClaude Codeを活用してWordPressやウクライナの重要インフラなどを狙う初期アクセスキャンペーンを展開していると報じられました。本キャンペーンにより、ウクライナの個人に関する62万8,000件以上の記録が流出したとみられています。
脅威の概要
ロシア語圏の初期アクセスブローカー「CyberXero」による、AIエージェントやClaude Codeを統合した侵入キャンペーンです。WordPressやEコマースプラットフォームを狙った自動化されたグローバルキャンペーンと、ウクライナの重要インフラを狙った手動の標的型キャンペーンの2つのパイプラインを実行しており、悪用された脆弱性等を用いた不正アクセスやウェブシェルの展開が行われていると報告されています。
主要なTTP
wp2shell(CVE-2026-63030、CVE-2026-60137)およびSupport BoardのSQLインジェクション脆弱性(CVE-2026-4815)を悪用したWordPressサイトへの侵入
Claude Codeと51の専門エージェントを用いたスキャン・脆弱性連鎖・偵察・事後搾取の実行
PentAGIを用いたCobalt StrikeとAIプロバイダAPIの連携によるペイロード生成とペネトレーションテストの実行
露出したRedisサーバーの悪用による侵害
コンテキストエンジニアリングとセッションリセット技術によるAIモデルの制限回避
対象となる組織・利用者
WordPress、Magento、PrestaShopなどのCMSやEコマースプラットフォームを運用している組織、およびインターネットにRedisサーバーを露出させている組織。
推奨される防御アクション
wp2shell関連の脆弱性(CVE-2026-63030、CVE-2026-60137)やSupport Boardの脆弱性(CVE-2026-4815)に対する修正を適用する
WordPressサイトに不正な管理者アカウントが作成されていないか確認する
インターネットにRedisサーバーが露出していないか確認し、露出している場合はアクセス制限や~/.ssh/authorized_keysの不審なエントリを点検する

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