注目事例  2026-10-15(木)配信

Nextcloud内蔵アプリの脆弱性でサーバーがバックドア設置の被害

Nextcloudのオプションアプリ「Collabora Online - Built-in CODE Server」に未認証のコマンドインジェクション脆弱性(CVE-2026-110447)が確認されました。攻撃者はローカルのドキュメントサーバーが停止している状態を利用して未認証リクエストを送り、サーバー上にPHPのウェブシェルを設置して外部の宛先への情報送信などを試みていたことが判明しています。
攻撃手法(確認済み)
Nextcloudのオプションアプリ「Collabora Online - Built-in CODE Server(richdocumentscode)」に含まれるproxy.phpスクリプトへの未認証リクエストを悪用し、リクエストパスに隠したシェルコマンドを実行する手口が確認されています。ローカルのドキュメントサーバーが停止している状態(再起動やアップグレード、クラッシュ時など)でコードが起動する際に脆弱性が発現しました。
攻撃手法(推測)
攻撃者は公開されている脆弱性を悪用し、自動化されたスキャナーやボットネットを用いてインターネット上の脆弱なNextcloudサーバーを網羅的に探索し、バックドアの設置を試みた可能性があります。(根拠:複数の異なる管理者が同様の手口によるアクセスやウェブシェルの設置を確認しており、特定のターゲットに対する標的型攻撃というよりも、公開された脆弱性を狙った無差別的な悪用活動の傾向が見られます。)
自組織チェックポイント
Nextcloudサーバーに「Collabora Online - Built-in CODE Server」アプリがインストールされていないか
アクセスログにproxy.php?statusへのリクエストで%2e%2eや$(、${IFS}などの特殊文字が含まれる履歴がないか
apps/richdocumentscodeフォルダ内に不審なshx*.phpファイルや見覚えのないPHPファイルが作成されていないか

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